学名 Gymnocalycium mihanovichii var. friedrichii 'Hibotan Nishiki'
和名 緋牡丹錦
サボテン科 ギムノカリキウム属
原産地 南米パラグアイ(交配種)
牡丹玉、若しくは瑞雲丸の交配種で斑入りを定着させた物。
ただし、日本国内で販売されている牡丹玉、瑞雲丸共に純粋なものであるかは疑わしい部分があり、よって正確な交配はほぼ不明。
牡丹玉は稜が薄く尖っていて、瑞雲丸は稜が丸いのが特徴なので、その中間的な緋牡丹錦が多いようです。
高さ5~6cm程、稜は8つが一般的。
かつては実根での長期栽培は難しいとされ接木で販売されることが多かったようですが、近年の良質な用土の開発などにより多少事情は変わっている様子。
ただ、大きくなるにつれ根は弱くなる傾向のようで、正木で8cmを越える玉は現在でも少ないようです。
すべての稜に均等に斑が入っている物が良いとされ、全稜散り斑となるとそれなりの価格で取引されているようですが、個人的には派手斑だろうがなんだろうが好みのものを選ぶのが一番ではないかと思っております。
花はピンク色で直径5cmほど。
ただし花茎の出る位置の斑状態によって色は多少変化します。
果実は色が変化した頃が収穫時。
果実から種子を採取してまく場合、果肉ごとガーゼなどに包み擦るようにして果肉を落として日陰で乾燥させ、5~6月頃に蒔くと良いでしょう。
記録者:かめ
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